宇宙航空理⼯学科
機械工学に加え、電子・情報工学分野の専門知識を修得し、宇宙機や航空機、自動車・生産機械・電子機器などの
設計・生産・情報処理部門のリーダーとしてグローバルに活躍できるエンジニアを目指します。
学科紹介動画
機械、電子、情報工学等の分野の専門知識を修得し、航空機・宇宙機・自動車などに関わる設計・生産等の実践力を兼ね備え、世界で活躍できる技術者を育成します。
研究室紹介
海老沼拓史研究室
2019年1月にロケットで打ち上げられたJAXA革新的衛星技術実証1号機や、民間の観測ロケットMOMOにも搭載された最先端の宇宙用超小型GPS受信機の開発や、GPS信号の安全性について研究しています。
本多潔研究室
人工衛星やドローンから取得した画像や地上のセンサ情報・気象情報などを解析し、最適な農作業を提案するシステムを研究しています。企業と協力して約8,000農家に情報サービスを提供しています。
棚橋美治研究室
「空の産業革命」とも言われ、各界から注目を集めるドローンについて、未だ達成されていない飛行時間や飛行距離、安定性の向上にむけて、空力特性に優れた機体形状の要素研究を行っています。
取得が期待される資格
◎ CATIA 認定技術者 ◎ CAD 利用技術者 ◎情報処理技術者 ◎機械設計技術者 ◎航空特殊無線技士 ◎航空無線通信士 ◎高圧ガス製 造保安責任者 ◎火薬類取扱保安責任者 ◎第三種電気主任技術者
想定される進路
<想定される主な進路>
航空関連企業等の製造業/宇宙関連企 業等の製造業/自動車関連企業等の製 造業/機械工作分野/電子情報分野/ IT 分野/材料分野/国内外の大学院/中部大学大学院にも 宇宙航空理工学専攻の設置(2022 年 度)を構想中
4年間の学び
宇宙航空理工学科カリキュラム
科目Pick Up
材料力学
学科専門基礎科目の一つで、荷重の負荷による材料の変形や破損などの原理を学びます。クラスを2つに分けて少人数による授業を行い、学生自らも理論や計算方法などを考えて理解を進める、対話型講義を実施しています。
宇宙航空理工学実験A・B
小グループによる学生実験を実施。風洞を使用した流体の実験、材料の強度・加工に関する実験、電気・電子・情報系の実験など、全学生が全テーマに取り組み、講義で学ぶ理論を検証するとともに、装置の使用法やレポート執筆法を修得します。
CAD・CATIA
航空宇宙産業や自動車産業で標準的に使われている3D CADソフトCATIAの使用方法を修得します。国内の大学では最大規模となる1学年全員が一斉に演習できる環境を備え、1人1台使用して加工設計や構造のシミュレーションなども行います。