清水建設は、文化元年（1804年）創業の今年で創業220年を迎える総合建設会社です。主な事業は建築・土木を中心とする「建設事業」となりますが、事業の柱に「非建設事業」を加え、新規事業に対しても積極的に取り組んでいます。新規事業の代表的なものは、月面開発、海洋未来都市の構想、小型ロケットの打ち上げを行う「フロンティア事業」、世界最大級の自航式SEP船の建造による洋上風力発電など新エネルギー開発を行う「エンジニアリング事業」などがあります。また「デジコン（デジタルゼネコン）」を標榜し、各種施工支援ロボットの開発などデジタルでものづくりを支えていく「建設DX」を推進しています。また、多種多様の事業と、それに携わる従業員一人ひとりが強く密接に連携しながら事業を推進しているビジネスモデルが当社の強みにもなっています。
貴学もワンキャンパスに多種多様な学部・学科が融合し、10,000人を超える学生の皆様が、学部の域を超えて互いに強く連携し、時には切磋琢磨しながら学ばれています。全国的にも有数のスケールを誇るワンキャンパスでの多彩な学びの場は、今後ますます多様化する企業の採用ニーズを正に先取りした、先進的かつ最大の強みの一つであると思います。先の読めないVUCAの時代に「不言実行、あてになる人間」として成長した貴学卒業生が、世界中で活躍されることを心より期待しております。